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アトピー性皮膚炎に関する遺伝子領域発見 [医学~基礎]

今日はちょっと頑張って勉強した、
医学基礎系のお勉強内容のメモ記事です(^^)

少し前の事になりますが・・・
アトピー性皮膚炎関連遺伝子発見のニュースが、
理化学研究所のホームページで発表されました。

日本人のゲノムワイド解析によって、
アトピー性皮膚炎に関連するゲノム領域が8つ発見されたそうです。
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2012/121008/detail.html

アトピー性皮膚炎はこどもの診療をしていると良くみる疾患で、
本人はもちろんご家族も、悩み工夫し長くつきあう事が多い疾患です。

今回のニュースは、正確には
「患者に多く見られる変異があるゲノム領域が発見された」ということで
明確に”どの遺伝子が発症に関連している”と分かった訳ではないのですが、
この部分にある変異(一塩基多型;SNP)があるかどうかによって、
アトピー性皮膚炎にかかりやすいか否かが(ある程度は)分かるとも言えます。

※SNP、遺伝子多型、ゲノム解析については、いずれ別記事で勉強したいと思います。

アンジェリーナジョリーさんの乳房切除で話題になった
いわゆる「オーダーメード医療」に関わるニュースとも言えます。

納得!のゲノム領域です


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足部の骨と筋腱~関節のなまえ [医学~基礎]

足根骨とその先の骨の名前を勉強しました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-12-06
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-12-07

今日はそれらの骨と骨との間の"関節"の名前を勉強します。

先端から順番にいきましょう(^_^)
趾節骨が関係する関節は略されたアルファベットで呼ばれる事が多いです。
末節骨と中節骨との関節は、遠位趾節関節DIPjoint
中節骨と基節骨との関節は、近位趾節関節PIPjointといいます。

基節骨と中足骨との関節から近位になると、他の一般的な関節名と同様に
両側にある骨の名前を並べて記されます。

基節骨と中足骨の間の関節は、中足趾節関節MTPjoint、
その近位は楔状中足関節といった具合です。

例外もあります


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足部の骨と筋腱~趾節骨 [医学~基礎]

昨日、足根骨の名前を忘れない工夫を勉強しました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-12-06

今日はそれよりも遠位(指先側)の骨についてです。

足根骨のすぐ先からは、趾(あしのゆび)の数だけ骨があります。
最初は中足骨です。内側から、第1~第5中足骨です。
“足の甲が痛い”というときの多くが、この付近の痛みの様です。

その先からは、外観上も5本の趾に分かれています。
それぞれの趾で2~3個の骨が関節を作って趾を形成しているので
ここより先の骨の名前を総合して「趾節骨」という事もあります。
昨日引用した画像でもそうなっていますね(趾が指と記載してありますが…^^;)。
足根骨と筋腱.jpg

2~3個の骨?


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骨粗鬆症~Web講演会 [医学~基礎]

テリパラチド関連の記事は今日で一段落とします。
最後は、テリパラチドというよりは骨粗鬆症に関する内容ですが
これまでまったく知らなかった事を知ったので、そのメモですゞ

テリパラチド、商品名フォルテオの発売元イーライリリー社が
Web講演会を企画されていて、視聴しました。

テリパラチドだけでなく、骨粗鬆症全体に関する講演で
基礎医学も絡めたアカデミックな内容で、夏ばて気味の脳みそにも刺激になりました。

・・とはいえ、記憶が持続しないのには自信がありますしゞ
講義を聴いただけでは2日後に70%は忘れてしまうので・・
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2010-07-31
ここにメモ代わりに記事として残しておきたいと思います。

スクレロスチンに注目


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テリパラチド~骨質 [医学~基礎]

骨粗鬆症を考える時には、どうしても骨密度に目が行きます。
X線やCTを利用して、数値化出来るので当然といえば当然です。

しかし最近では「骨質」にも注目される様になっています。
骨質は、骨の微細構造や石灰化・骨代謝回転などを含む概念で
骨梁量(骨の骨組みの密度^^)や皮質骨の厚みなども加味されます。

1993年国際骨粗鬆症学会でも骨粗鬆症の定義に骨微細構造の劣化を入れる様に提言されましたし
2000年のNIH; アメリカ国立衛生研究所のConsensus Development Conferenceでも
骨強度は骨密度(BMD)+骨質の統合的状態が反映されるとされています。
骨質は骨強度の30%程を担うとされています。

日曜日の夕方にTBS系で放送されている[夢の扉+]という番組でも
東京慈恵会医大の斎藤充先生の研究を通して、「骨質」が紹介されていました。
http://www.tbs.co.jp/yumetobi/backnumber/20110213.html
骨を鉄筋コンクリートの建物に見立てて、
鉄筋の質が「骨質」で、コンクリートの量が『骨密度』といった例示が
分かりやすかった様な印象があります。

テリパラチドは?


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テリパラチド~PTHの特徴的な働き [医学~基礎]

以前、骨形成促進剤テリパラチドの禁忌について触れた時に
高カルシウム血症の人には禁忌だと記事にしました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-08-10

テリパラチドはPTHの活性部位を精製してお薬にしたのですから
簡単に言えば「PTHを効かせる」というのが薬理作用です。

しかし、少なくとも私の学生時代の内分泌学を勉強した記憶に限れば(^^ゞ
PTHは骨からカルシウムを取りだし、血中カルシウムを上昇させるホルモンです。

PTHは血中カルシウム上昇(骨吸収促進)作用もあって骨形成促進作用もある、
両刃の刃の様な特徴的な働きがあるのですね。
その点について、もう少し詳しく勉強したいと思います。

PTH; parathyroid hormoneは副甲状腺ホルモン・上皮小体ホルモンと呼ばれますが
このホルモンの作用方法(投与のやり方)によって
骨に対する働きが“真反対”なのだそうです。

持続と間欠とで・・


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骨形成促進剤テリパラチドの効果 [医学~基礎]

骨形成促進剤テリパラチドについての記事に、コメントをいただきました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-08-09
自分メモ代わりの記事でしたのに、丁寧に読んでいただきありがとうございます。

テリパラチドの骨増強効果データについてのご質問でしたので
もう少し詳しく勉強したいと思います。
今日の内容はすべて、イーライリリー社提供のWeb・パンフレットの受け売りですゞ

テリパラチドは、副甲状腺ホルモンPTHの活性部位のみを精製した
ペプチド製剤であると以前記事にしました。
PTHを効かせるとなぜ骨密度が上がるのかについては、別記事にしますが
どれだけ骨密度が上がったのかのデータが出ています。

外国でも比較的新しい(2002年にアメリカで承認された)薬ですが、
やはり外国でのデータの方が、対象の多いデータとなっています。

まず実薬対照試験で、骨折の危険性の高い骨粗鬆症患者を対象とした試験のデータです。
骨密度:BMDを評価の対象としています。

それによると、テリパラチドを1日1回20μg皮下注射した患者では
注射しなかった患者(プラセボ群)に比べて
腰椎BMDを12ヵ月で10.04%、18ヵ月で10.92%増加させたそうです。

FACT試験という、骨吸収抑制剤アレンドロネートとの比較試験でも
腰椎BMD増加効果は18ヵ月後にアレンドロネート5.51%だったのに対して、
2倍近くの効果があるという事が結論づけられたようです。

その他のデータ


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骨形成促進剤テリパラチド [医学~基礎]

骨形成を促進する骨粗鬆症の新しいお薬について、昨日記事にしました。
イーライリリー社から販売されているテリパラチド(フォルテオ)というお薬です。
2010年7月に製造承認 9月に薬価収載された、日本では最新の骨粗鬆症治療薬といえそうです。

この薬について、今日はちょっと専門的な勉強をします。(自分のメモです^^;)

テリパラチドは、遺伝子組み換え技術により
ヒト副甲状腺ホルモン(PTH)の活性部分1~34番アミノ酸を精製したペプチド製剤です。
ペプチド製剤なので、内服では消化管で分解されてしまうため
注射製剤(皮下注射)なのですね。

テリパラチドは骨芽細胞の機能を活性化することで、骨形成を促進するとされています。
薬効機序は、骨芽細胞への分化促進およびアポトーシス抑制だそうです。

海外のデータでは腰の背骨(腰椎)の骨密度(BMD)を12ヵ月で10%、18ヵ月で12%上げ
強力な骨増強効果があるお薬として注目されています。

また、骨折を抑制する効果をみたデータでは
新規椎体骨折発生を65%抑制したというものもあります。

適応疾患や用量など


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軟骨異栄養症~遺伝子診断 [医学~基礎]

こりずに軟骨異栄養症シリーズ(^^)
今日はさらにマニアックで、原因となる遺伝子変異についてです。
マニアック度が挙がるので、カテゴリーは久々の「医学~基礎」になりました。
(基礎医学系の記事書いてませんねぇ…iPS関連のニュースが続いてるのに…)

さて、本題。
軟骨異栄養症の原因はFGFR3(※)の遺伝子異常とされています。
 ※fibroblast growth factor receptor 3; 線維芽細胞増殖因子受容体
FGFR3の骨への作用は、軟骨細胞の分化を抑制する事によって
主に骨が縦に伸びようとするの(内軟骨性骨化)を抑制するといわれていて、
軟骨異栄養症では、分子生理学的に以下のような病態が考えられています。

FGFR3遺伝子の変異(mutation)
変異型FGFR3遺伝子の恒常的な活性化
→チロシンキナーゼの慢性活性化・軟骨分化促進
→成長軟骨の短縮による低身長・変形など


ちょっと難しくなりますが、FGFR3遺伝子についてeMedTVで勉強したところ、
この遺伝子にコードされるFGFR3タンパクの役割は以下だそうです。
・細胞の成長と分化を制御する事
・細胞の種類を決定する事
・血管を形成する事
・創傷治癒
・胚(胎児)の発達

また、FRFG3遺伝子の遺伝子座は4p16.3(4番染色体短腕16.3)です。
遺伝子座とは、遺伝子が染色体のどこに位置するかの情報で、住所みたいなものですね。

遺伝子診断にどう生かすかというと・・・


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関節の運動~解剖学的肢位 [医学~基礎]

ここ最近、整形外科のマニアックな記事を書いていますが
その中の「内転」とか「底屈」とかが、分からない・・・と身近な読者に言われましたゞ

そこで以前の記事で「別記事にします」と宣言した内容を記事にします。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2011-02-25

まず、気をつけ!をしている格好を、解剖学的肢位とよび、
この時の関節の状態を、0度とすることが定義されています。

図1.jpg

この格好からどれだけどの向きに関節を動かしているか、で
肢位を表現します。

たとえば・・・


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