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ダウン症の足ゆび [小児の発達]

先週から、平日のお勉強記事として
ダウン症;ダウン症候群;Down syndromeの勉強をしています。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2015-06-02 から

首の骨を勉強して
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2015-06-14
少し怖い事もあるのだなぁと思った後に、
前回のお勉強記事で、手の指の骨について勉強しました。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2015-06-16
こちらはほとんど治療の必要がないという事も分かりました。

今回は、足のゆびに見られる特徴についてです。
足のゆびは、漢字では足偏に止という字を書くのですが、
私が使用する入力ツールでは簡単には出てこないので、”ゆび”と記載します(^^)

特徴としてよく言われるのが、足の第1ゆびと第2ゆびの間が広いということです。
アメリカ小児科学会の、ダウン症患児の健康管理ガイドラインにも
見た目の特徴として、この2つの指の間の広い間隙との記述があります。

前回の手の指での小指短指症+内反小指とは違い
これには骨とは別な原因が考えられます。
医学的には”開帳足”とよばれる状態です。

私達の足には、色々なアーチがあります。
手で再現すると、左右の手で合掌をした状態から
全ての指先と手根部をくっつけたまま、てのひら部分を離していくと
ちょうど正常な足の形に似た格好になります。

内側(親指側)に大きなアーチができ
外側(小指側)にも小さなアーチがあります。
内側のアーチが、足で言う所の土踏まずなわけですね。

加えて、指の付け根を横方向に見ると
緩やかなアーチを描いているのが分かると思います。

足の横アーチが消失した状態が、開帳足と呼ばれる状態です。
指の横幅が広くなるため、第1ゆびと第2ゆびとの間が開いてしまいがちです。

ダウン症のこども達にも良く開帳がみられます。

これに対しては、治療が必須という訳ではありませんが
往々にしてダウン症のこども達の足を見ると
内側のアーチもなくなり、踵の骨が外側に向いている事も多いため
(これを外反扁平足とよびます)
その治療として靴型装具・処方靴を履いてもらう事が良くあります。

内側のアーチをサポートするだけでも開帳足の改善になりますし
横アーチのサポート機能も装着した靴の場合には、もっと改善します。

根本的に足の形が外反扁平・開帳でなくなるかどうかは
ダウン症のこども達が持つ体の柔らかさを考えると
難しいかもしれませんが、少なくとも外反扁平や開帳から来る障害予防には効果があります。
例えば、外反母趾によって第1ゆびの付け根が痛くなったりすることや
疲れやすくて長歩きができない事などです。

手指と違って、足ゆびに対しては方策が必要になりうるという訳です。
体重を支える(荷重のかかる)部分だというのが、大きな要因ですね。


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