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FAIになりやすい子供の病気2 [医学~臨床]

股関節痛や可動域制限の原因になるFAI; FemoroAcetabular Impingement。
難しそう、と敬遠せず^^;頑張って勉強するぞ! シリーズ(^^)

FAIのタイプ分類はさすがに覚えましたね。
 大腿骨→cam type, 臼蓋→pincer type, 併存→combined type

FAIの原因になりやすいとされている疾患について勉強しています。
先週の大腿骨頭すべり症に続き
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2015-04-30
今日は、ペルテス病です。

ペルテス病自体については、かなり以前にシリーズ化して勉強した覚えがあります。
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2010-08-18 から
http://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2010-10-02

この疾患の既往があることで、やはりFAI発症のリスクになりえます。
ペルテス病では、骨頭がきれいな球形に回復する事を目標に治療しますが
どうしても健側(ペルテス病ではない方の)股関節と同じ形には戻りづらいのです。
そのため、ペルテス病としてはきれいに回復できた場合でも
股関節全体でみると、骨頭が大きめだったり、骨頭の下の
頭頚移行部などに出っ張りが残っていたりすることもあります。

その場合には、cam typeのFAIを起こしそうなことは、
ここまで勉強してきた内容から、容易に想像できますね。

ただし、注意すべきは『FAIリスクになる』というのは
「この疾患になった人全員がFAIを発症しますよ」という意味ではないことです。
前回記事にしたすべり症も同様です。
「これらの病気になった事がない人に比べると
FAIになる確率がたかくなるみたいですよ」という意味です。

前回のすべり症についてある報告を引用すると、全体の数は少ないものの(n=20)
すべり症の手術後骨端線閉鎖までを追い、そのうち3割にFAIの所見がみられたとのこと。

すべり症でない人の3割に見られることはないので
(そんなに高率だったら、皆が知ってる病気といえるでしょう^^)
やはりすべり症だとFAIを発症しやすいと言えるわけですね。

でもすべり症に罹患歴のある人のうち7割はFAIの所見はない訳なので
過分に恐れて全員思春期のスポーツをしないでおきなさい!というのは
まったくナンセンスなしどうになるという事です。

今日はなんだか長くなりましたが
他にもFAIのリスクになりえる子供の病気がありますので
別記事で勉強を続けていきます!
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