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DMDへのステロイド4 [小児の発達]

またまたしばらく更新できずにいましたが…元気に忙しく過ごしています(^^)
忙しさの主因は、今の職場ではあまりない緊急手術やその周術期のバタバタでした。
学会関連の仕事が立て込まない今のうちに!と決意して申し込んだ
講習会受講を今月末に控えていますが、事前勉強も全くはかどりませんゞ

さて、気を取り直してお勉強記事に入ります。

デュシェンヌ型筋ジストロフィー:DMDに対する
ステロイド治療の基礎を勉強するシリーズです。
今はステロイドの副作用を基礎的なところから勉強しなおしています。

患者さん・ご家族へ向けて作られたガイドブックの
第4章”神経筋のケアの仕方”の中に、表1.としてまとめてある
ステロイドの副作用を順に読み進めています。

最も有名といえる、体重増加・クッシング徴候について
前回、記事にしたのでhttp://mainichi-benkyou.blog.so-net.ne.jp/2015-02-03
その続きで、やはり外観に影響する他の副作用を見ていきます。
今日は、多毛症とにきび・白せん・いぼについてです。

副作用
「体毛の増加(多毛症)」
解説と対処法
「診察を受けましょう」
考え、医師と話し合う点
「治療を変えるほど重症になることは、通常ありません」

確かに多毛の傾向は出ますが
前回勉強した体重増加やムーンフェイスほどは外観上も気にならない程度ですし
この副作用によってステロイド中止になることは経験がありません。

副作用
「にきび、白せん、いぼ」
解説と望ましい対処法
「10歳頃には目立ちます」
考え、医師と話し合う点
「皮膚の異常に対する個別な治療を行います。
不快感がなければ、ステロイドの処方計画を急に変えてはいけません」

ステロイドを長期間投与する事により、皮膚のバリア機能が落ちてきます。
そのため、これらの皮膚病変が起こりやすくなります。

にきびは、もともと思春期にできやすいのですが、
尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)という皮膚疾患の一般名です。
白せんはいわゆる”水虫”で、バリア機能が低下した患者さんの爪などに良く見られます。
いぼも、疣贅(ゆうぜい)という皮膚疾患で、ウイルス感染が原因のものも多いため
やはりバリア機能が低下した皮膚では見られやすくなります。

いずれも、それぞれの疾患に対する治療を行います。
外用ステロイドを使ったりもしますし
基本的なスキンケアを見直したりもします。

別記事で後述する事になると思いますが、いずれの理由があったとしても
内服ステロイドを急に中断するのは危険です。

にきびが気になり、ステロイドのせいもあるからね…と医師に言われていたとしても
そのせいで自己判断で中断すると、全身的に非常につらい状態になります。
絶対に自己判断で突然中止してはいけません。

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kick_drive

こんばんは。毎日お疲れ様です。ブログのことは気にせず、
目の前の患者さんを第一に考えてあげてください。Kiteさん自身も
体調に気を付けてください。
by kick_drive (2015-02-12 20:36) 

Kite

kick_driveさん、いつもありがとうございます。
お気遣いまでいただき恐縮です。
でもブログは時間を見つけて拝見していまして、楽しみにしています(^^)
by Kite (2015-02-13 14:46) 

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