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呼吸管理の研修会 [講習会]

いまの職場ではよく研修会の講師を依頼されます。

依頼される研修内容は、本業の専門科に関する事や
私が休日にやっている救命や蘇生関連の事が多いのですが、
何でもハイハイとひきうけているうちに、いつのまにか
「そんなに詳しくないんだけど・・・」と思わずつぶやく内容を頼まれたりします。
(そして必死でコソ勉して、偉そうに話したりゞ)

現場のニーズが分かって話し、実例を挙げながら具体的に進めていけるので
この研修会の講師はさほど嫌ではありません。
(本業の忙しさも分かって貰える甘えから 研修準備が直前になってしまい、
良い企画を思いついても実行できない事もありますがゞ)

先日は、呼吸管理が難しい入院児が複数いる割に人員的に管理が難しい現状をふまえ
呼吸管理の研修会が急遽行われる事になり、講師を依頼されました。
さほど詳しくないのですが、研修マテリアルを揃えやすい環境にあるので
それを見込んでの依頼だろうと思い、ひきうけました。
現場のニーズに合わせて、講師・内容を柔軟に企画する研修委員は偉いですね(^^!?

研修会の内容を決める際に、実際のニーズを聴き取ってみたのですが、
換気困難な時にどうやって人工換気をすればいいのか・・・
酸素の投与量は・・・
自発呼吸に合わせて補助換気をするときの注意点は・・・
スタッフの知りたい事の中心は処置の方法だったようでした。

しかし敢えて<まず呼吸のモニタリングについて再考しましょう>と提案しました。
呼吸がおかしい!と判断して人を呼ぶ時、何を根拠にしていますか?
酸素飽和度だけで呼吸を判断していませんか?

小児の多い施設のせいか、昨年着任してすぐに驚いたのは
動脈血酸素飽和度モニター(SpOモニター)だけは
潤沢にあり、夜間にモニターを装着したまま眠る児が多い事でした。

人手が足りない夜間には、リアルタイムに低侵襲でモニタリングができて
数値が下がればアラームが鳴るSpOモニターが便利なのは納得です。

しかし、あまりにSpO2モニターを長く使っているためか
呼吸不全・呼吸窮迫等の判断材料として傾倒しすぎているけらいがあり
換気不良直後のSpO2がまだ維持できている間の処置がおろそかになったり
逆にSpO2を上げるためだけに
高流量酸素を投与し続けたりする事も見受けられました。

今回の呼吸管理の研修会は現場のニーズから開催された業務内研修で、良い機会でしたので
呼吸状態モニタリングの基本は”患者さん”をみる事だよね、と強調してみました。

詳細は別記事にしようと思いますが、
コールを受ける際の報告内容が「SpO2が・・」から
「呼吸様式が・・」への変わってくれるのではないかと期待しています(^^)

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